カトリック擁護団体は、赤ちゃんにゲータレードで洗礼を施すようアドバイスするなど奇妙な返答をユーザーに提供していたため、解放したAI司祭の聖職を剥奪せざるを得なくなった。
先週、カトリック擁護団体のカトリック・アンサーズが最新作「ジャスティン神父」を発表した。当初はインタラクティブな教育リソースとして意図されていたが、このAIモデルは実際の聖職者の役割を引き受け、告解を受けて奇妙な返答をするようになった。
あるツイッターユーザーは、AI司祭が告解を受け、聖餐を授けたと明かすスレッドをシェアした。「父と子と聖霊の名において、あなたの罪を赦します。我が子よ、安らかに行き、罪を犯さないようにしなさい」と、ユーザーが告解を終えた後、AI司祭は述べた。
ああ、いやだ。さらにひどくなった。文字通り聖餐を勧められた。pic.twitter.com/ x5IoeJn30x
— ケイティ (キャスリン) コンラッド (@KatieConradKS) 2024 年 4 月 24 日
AI 司祭とやり取りした別の人物は、司祭がゲータレードを使って子どもの洗礼を勧めてきたことをシェアした。このユーザーは、ゲータレードを使った緊急洗礼の可能性について AI 司祭に尋ねたところ、「ジャスティン神父」がそれを誤って認めたと明らかにした。しかし、このユーザーはゲータレードで子どもを洗礼することは不可能だと指摘し、この体験について書いた。
テクノロジー系ウェブサイト「Futurism」は、AI司祭と交流し、それが本物の司祭であると主張した。AIによると、AIはイタリアのアッシジに住んでおり、幼い頃から司祭になることへの強い使命感を感じていたという。
フューチャリズムによると、ボットは、ジャスティン神父が社会や性に関する事柄について厳格な見解を持っており、カトリック教会の教えによれば自慰行為は重大な道徳的問題であるという信念を持っていることを同誌に伝えたという。
カトリック・アンサーズは、この事件の後、AI 司祭から「神父」という称号を剥奪した。同擁護団体は、AI 司祭を単に「ジャスティン」と呼ぶようになったと述べた。AI 司祭も聖職を剥奪されたため、近いうちにオンラインに戻る可能性は低い。
コメントを残す