『グレート・ギャツビー』などの古典文学が角川で漫画化

KADOKAWAは、新レーベル「KADOKAWA名作コミックス」より、F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説『グレート・ギャツビー』の漫画化作品を2025年3月に発売することを決定した。この決定は2024年6月3日(月)に発表された。

「1925年に出版された『グレート・ギャツビー』は、F・スコット・フィッツジェラルドが書いた有名な古典小説です。ニューヨーク市近郊のロングアイランドのジャズ時代を舞台に、語り手のニック・キャラウェイが大富豪ジェイ・ギャツビーの謎めいた世界と彼の奇妙な行動に巻き込まれていく物語です。」

人気小説『グレート・ギャツビー』が2025年に漫画化へ

KADOKAWAは、2024年6月3日(月)より、読者が選ぶ世界の名作をユーモアたっぷりのコミックに仕上げる新シリーズ「KADOKAWA名作コミックス」(通称KMC)をスタートします。

KADOKAWAは、アメリカの小説家F・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』を漫画化すると発表した。原作者は未発表だが、2025年3月に発売予定となっている。

KADOKAWAがマンガ『The Silent Miaow』を発売(画像提供:KADOKAWA、Three Rivers Press)
KADOKAWAがマンガ『The Silent Miaow』を発売(画像提供:KADOKAWA、Three Rivers Press)

KADOKAWAは現在、5つの新作を発表している。そのうちの1作は、ポール・ギャリコの小説『The Silent Miaow』を佐島カタナが漫画化した作品。デビューは2024年7月20日(土)を予定している。

今後予定されている漫画化作品には、くじらばがイラストを手掛けた柳田國男の『遠野伝説』があり、2024年9月に公開予定。これに続いて、中村環がパウロ・コエーリョの『アルケミスト』を漫画化した作品が2024年11月に公開される予定だ。

KADOKAWA Masterpiece Comics (Image via KADOKAWA)
KADOKAWA Masterpiece Comics (Image via KADOKAWA)

2025年に予定されている漫画化作品は、漫画家寺田ヒロアキがイラストを手掛けた筒井康隆の『残像に口紅』が1月に発売されるのを皮切りに、F・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』が3月にデビューする予定だ。しかし、前述の通り、このシリーズではまだ漫画の作者は発表されていない。

KADOKAWAは、100年後も“名作”として語り継がれる、世界中で愛され続ける名作や忘れ去られた名作を、いち早くマンガ化してきました。そのコミカライズでは、新進気鋭の漫画家たちが、現代的な視点でエンターテインメント性を高めた作画とストーリーテリングで描きます。

ファンは、KADOKAWA が今後の発表でシリーズに関するさらなる情報を公開することを期待できます。

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