ディノクライシスシリーズの終了の可能性

原作者の三上真司氏は、ディノクライシスのリメイクが今日のゲーム業界で成功する可能性についての見解を述べた。

Gamescom 2024でのEurogamerとのインタビューで、経験豊富な開発者は、モンスターハンターシリーズの圧倒的な人気により、ディノクライシスのリブートは今日の市場では成功が限られるだろうと考えていることを表明した。

三上氏は、ファンがシリーズに抱く変わらぬ愛に驚きながらも、ゲームにおける恐竜の独占をモンスターハンターが占めていることについても懸念を表明した。同氏は、このゲームが恐竜関連のコンテンツと機能の市場を事実上独占していると指摘し、「恐竜の素晴らしさとそれがもたらす無限の可能性は、近年のモンスターハンターによって見事に表現されている」と述べた。

ディノクライシス T-レックス
カプコン

ディノクライシスのリメイクや新バージョンを作ることに興味はありますが、現時点ではそのようなゲームにはあまり余裕がないと思います。モンスターハンターの絶大な人気を考えると、同様のゲームに対する需要はそれほどないかもしれません。それでも、モンスターハンターの成功には驚かされます。

三上氏は、『ディノクライシス』と『モンスターハンター』はジャンルこそ異なるものの、共存する可能性はあると認め、「モンスターハンターのコンセプトは『ディノクライシス』とは全く異なります」と述べた。

2024年、両シリーズともカプコンが所有しているが、三上氏は他の会社で働いている。これは、たとえディノクライシスのリメイクが開発されるとしても、三上氏がプロジェクトを率いることはないだろうということを示唆している。これはバイオハザード2と4のリメイクでも同様で、三上氏はオリジナル版の制作陣の原動力であったが、リメイク版には関わっていなかった。

カプコンがバイオハザードのリメイクを続けると、最終的にリメイクできるタイトルがなくなる可能性があります。その場合、特に現在のバイオハザードのリメイクと同じテンプレートに従う場合、ディノクライシスのリメイクが実現する可能性があります。これは、オリジナルのディノクライシスゲームが、1999年にリリースされたオリジナルのバイオハザードのゲームプレイに基づいていたためです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です