セーラームーンやNARUTOのさまざまなキャラクターでの象徴的な役柄で知られる人気声優の篠原恵美さんが、2024年9月8日に61歳で亡くなりました。
この悲劇的なニュースは、篠原の所属事務所「81プロデュース」が公式サイトで発表した。数々の重要アニメ作品で声優を務めてきたベテラン声優は、治療中に原因不明の病状で亡くなった。
同社ホームページでは「【悲報】弊社所属の女優、篠原恵美(本名渡辺絵美子)が、療養中、令和6年9月8日に61歳で逝去いたしました。生前のご厚情に深く感謝申し上げます」としている。
篠原さんは『美少女戦士セーラームーン』のセーラージュピター、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のうずまきクシナ、『カードキャプターさくら』の観月夏帆、『LOVELESS』の克子など、多くの記憶に残るキャラクターの声を担当していたため、この喪失はアニメコミュニティに多大な影響を与えています。
篠原恵美さんが61歳で亡くなったことを、心苦しくお知らせします。彼女は主に『美少女戦士セーラームーン』のセーラージュピター/木野まこと、『カードキャプターさくら』の観月夏帆、『MIX』の月影渚、『古見さんは、コミュ症です』の古見涼子の声優として知られています。… pic.twitter.com/HWaTZFHEyu
— 週刊小学館版➡️アニメNYC (@Wsstalkback) 2024年9月10日
アニメ作品への貢献に加え、篠原さんは外国映画の日本語吹き替えも手掛けている。吹き替えでの著名な役としては、『オズの魔法使い』のドロシー役(当初はジュディ・ガーランドが演じた)、『王様と私』のタプティプ役(当初はリタ・モレノが演じた)、『レオン』のマチルダ役(当初はナタリー・ポートマンが演じた)などがある。
この発表を受けて、ファンはソーシャルメディア上で彼女の死を悼み、彼女の素晴らしいキャリアを称賛している。あるファンは「篠原恵美さん、クシナさん、夏妃さん、美鈴さん、安らかにお眠りください。たくさんの素晴らしいお母さんキャラクターの声を担当してくれてありがとう」とシェアした。
別のユーザーは「ご家族、ご友人、ご親戚の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。先月も田中敦子さんが亡くなりました。信じられない」と悲しみを表明し、2024年8月にまた1人のアニメ声優が亡くなることに注目を集めた。興味深いことに、田中さんはNARUTO-ナルト-疾風伝のキャラクター、小南の声も担当していた。
「篠原さん、安らかにお眠りください。彼女には『うみねこ』の夏妃、『プロジェクトA子』のビコ、『けっこう仮面』など、クシナ以外にも注目すべき役があります」と 3人目のユーザーは投稿した。
あるユーザーは「うわあああ。61歳?!! 彼女は若かったよ。多くの伝説の人が亡くなった今年はひどい年だ」と嘆いた。
篠原氏の功績とアニメ業界への多大な貢献を称える今こそ、彼女の代表作のいくつかを振り返る絶好の機会です。
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