元フィフティ・フィフティのメンバーが新たな民事訴訟で3億ドルを要求

昨年アトラクトとの契約が解除されたガールズグループ「フィフティ・フィフティ」の元メンバー3人が、前代表のチョン・ホンジュン氏を相手に3億ウォンの損害賠償を求めて訴訟を起こした。

23日、元メンバーのセナ、シオ、アランはソウル中央地裁に計3億ウォンの損害賠償を求める告訴状を提出した。今回の訴訟は、昨年12月にアトラクトが元メンバー3人と両親、ザ・ギバーズのアン・ソンイル代表らを相手に130億ウォンの損害賠償を求めた訴訟に対する対応だ。

両訴訟は統合され、第31民事部で処理されている。法律事務所ドンインは損害賠償訴訟と和解訴訟の両方で元メンバーの代理を務めている。

フィフティ・フィフティの元メンバーらは、グループの復帰に備えて現在、様々な活動を行っている。12日、彼らはIOKカンパニー傘下のレーベルMASSIVE E&Cと正式契約を交わし、人気曲「Cupid」の制作陣と共にさらなる成功を成し遂げたいという意向を示した。130億ウォン規模の訴訟の初公判が29日に迫る中、和解金請求の提出で緊張が高まっており、フィフティ・フィフティの今後の活動に対する戦略的な対応ではないかとの憶測も飛び交っている。

元メンバーらは昨年6月にも和解問題に関心を示し、アトラクトに対する信頼を失ったとして専属契約の停止を要求した。和解情報の共有に関して違反があったと主張した。しかし裁判所は、提出された証拠ではフィフティ・フィフティのアルバム、音楽、芸能活動による収益が支出額を上回ったかどうかは証明できず、和解義務違反を証明するのは難しいとして、彼らの主張を棄却した。

元メンバーらは昨年11月に1次和解金を獲得したキーナのケースを証拠として、自分たちの主張を強化するものと見られる。アトラクトとの専属契約は10月まで有効だったため、その期間の損害賠償を求める可能性が高い。しかし、損害賠償130億ウォンと和解金3億ウォンの請求が同時に進められているため、裁判所は双方の請求額を調整する決定を下すものと見られる。

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