Windows 11では、 Windows Subsystem for Android (WSA)に割り当てるメモリの量を構成できるようになりました。ガイドではその方法について説明します。以前は、WSA はメモリ使用量を自動的に管理していました。ただし、バージョン 2304.40000.5.0以降、Microsoft は Android アプリの実行に割り当てるメモリ量を指定できる新しいオプションを追加しました。
この新機能により、大量のメモリを持たないデバイスや、WSA のメモリ使用量を制限したいデバイス上で、サブシステムがメイン システムのパフォーマンスに影響を与えることがなくなります。
このガイドでは、Windows 11 で WSA のメモリ割り当てを変更する手順を説明します。
Android 用 Windows サブシステムのメモリ割り当てを変更する
Windows 11 で Android アプリに割り当てるメモリ量を構成するには、次の手順を実行します。
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Windows 11 で[スタート]を開きます。
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「Android 用 Windows サブシステム」を検索し、一番上の結果をクリックしてアプリを開きます。
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[システム]をクリックします。
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「メモリとパフォーマンス」設定をクリックします。
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「2GB」、「6GB」、または「16GB」などのメモリ割り当てを選択します。
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「Android 用 Windows サブシステムをオフにする」設定の「オフにする」ボタンをクリックします。
手順を完了すると、次回 Android アプリを起動するときに、システムはプラットフォームの設定で指定したメモリ量を割り当てます。
Android 用 Windows サブシステムにカスタム メモリ割り当てを割り当てる
WSA のカスタム メモリ サイズを設定するには、次の手順を実行します。
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[スタート]を開きます。
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「Android 用 Windows サブシステム」を検索し、一番上の結果をクリックしてアプリを開きます。
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[システム]をクリックします。
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「メモリとパフォーマンス」設定をクリックします。
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「メモリ割り当て」設定で「カスタム」オプションを選択します。
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WSA に割り当てる RAM の量を確認します。
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「適用」ボタンをクリックします。
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「Android 用 Windows サブシステムをオフにする」設定の「オフにする」ボタンをクリックします。
手順を完了すると、Android のサブシステムは設定で指定したカスタム メモリ サイズのみを使用するようになります。
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