ソウル中央地方裁判所民事部は、ミン・ヒジン代表取締役がHYBEに対して提起した仮処分命令を審理するため、5月17日に審理を予定している。
ADORの法律代理人である世宗法務法人は7日、「HYBEがミン・ヒジン代表取締役と専務理事の解任を求める株主総会の要請は、株主間契約の条項に反する」と明らかにした。
「ミン・ヒジン代表取締役がHYBEに対して提起した仮処分命令は、代表取締役兼社内取締役であるミン・ヒジン氏の解任に関する議決権行使を阻止することを目的としており、株主間の契約履行を保護するために行われた。また、ミン・ヒジン氏は、HYBEの背任容疑が根拠のないものであるとして、ADORと所属アーティストであるNewJeansの企業価値保護のための仮処分を申請した。」
一方、HYBEはミン・ヒジン代表取締役とADORの取締役会から、5月10日午前にソウルで取締役会を開催するとの通知を受けた。今回の会議の主な議題は、株主総会の開催である。ADORの取締役会の現在のメンバーは、ミン・ヒジン代表取締役、シン副社長、キム・シニアクリエイティブディレクターである。
HYBEはADORの少数株しか保有していないにもかかわらず、株主総会が開かれればミン・ヒジンCEOを取締役会から解任する権限を持っている。しかし、ミンCEOは自身の立場を守るために、HYBEによる議決権行使を阻止する仮差し止め命令を提出した。
HYBE側は、ミン・ヒジン女性代表が会社の経営権を奪おうとし、信頼関係を破壊したとして、両者の対立を招いたと告訴した。同社は4月25日、ソウル龍山警察署にミン代表を職務怠慢の疑いで告訴した。警察は、この事件に対する世間の関心が高まっていることを受けて、捜査を迅速に進める意向を明らかにした。
コメントを残す