ジェイク・ポール対マイク・タイソンはタイソンの年齢により中止の可能性

ジェイク・ポール対マイク・タイソンのスーパーファイトをめぐる熱狂は盛り上がり始めているかもしれないが、タイソンが準備段階で一度でも大きな健康診断に合格しなければ、この対決は中止になる恐れがある。

現役、引退を問わず多くのボクサーがジェイク・ポールの格闘技界進出を激しく非難しているが、マイク・タイソンは常に賛成している。元ヘビー級王者は、ポール兄弟のボクシングへの関わりについて何度も熱く語ってきた。

タイソンは、いつかジェイクと戦う用意があるとさえ言うようになった。この考えはこれまで多くの人に一笑に付されたかもしれないが、7月には現実になるだろう。2人はテキサス州ダラスのAT&TスタジアムからNetflixで生中継される予定だ。

まあ、それはすべてが計画通りに進んだ場合の話だ。「アイアン」マイクにはまだ乗り越えるべきハードルがいくつかあるが、その中には36歳以上のファイターに対する医療検査も含まれる。

USA Todayがテキサス州免許規制局と行った話し合いによれば、57歳のボクサーは、プロの試合として認可される前に、脳波検査（EEG）と心電図検査（EKG）に合格する必要があるという。

タイソンがこれらの検査に不合格となった場合、試合は開催される可能性があるが、あくまでもエキシビション形式となる。そうなれば、グローブの重量増やラウンドの短縮など、他のルール変更も必要になるだろう。

エキシビションへの変更は、主催者にとっても問題を引き起こす可能性が高い。主催者は、この試合をプロの試合として宣伝したいと考えているからだ。特にタイソン側がさらなる検査を要求される可能性があるため、中止の懸念が浮上するのはこの点だ。

ジェイク・ポールは7月20日にNetflixでボクシング界の伝説マイク・タイソンと生中継で対戦する。

現状では、TDLR からの決定が保留中であり、戦いは夏の半ばまで行われないことを考えると、彼らには時間がある。

ジェイクはすでに、自分は「鉄のあご」を持っていると主張し、タイソにノックアウトされることを恐れていないと語っている。この「問題児」は、勝利に向かう途中でも、このヘビー級の伝説の選手を圧倒することを「保証」している。