元リバプールDFジェイミー・キャラガーによると、チャンピオンズリーグ準々決勝のアーセナル戦でバイエルン・ミュンヘンにPKを与えなかった審判の決定は「常識」が勝った結果だったという。
審判がアーセナルにゴールキックの笛を吹くと、ダビド・ラヤがディフェンダーのガブリエル・マガリャエスにボールを渡し、マガリャエスはペナルティボックス内で素早くボールをハンドした。
バイエルン・ミュンヘンの選手数名がかすかな抗議をしたにもかかわらず、審判のグレン・ニーベリ氏は抗議を退け、センターバックに自らキックすることを許可した。
バイエルンのトーマス・トゥッヘル監督は試合後、チームにペナルティが与えられるべきだったと主張したが、キャラガー監督は審判の判定は正しかったと述べた。
「この事件に関して、彼はX(旧ツイッター)に審判が常識を働かせたと書いた。」
「ゴールキックの取り違えは、ミュンヘンの選手が近くにいなかったため、アーセナルに有利にはならなかった。特にチャンピオンズリーグの準々決勝で、この状況がアーセナルに不利に働いていたら、イライラしただろう。」
「キャラガー監督は、状況が逆だったらアーセナルはペナルティを望んでいただろうというファンの主張に応えて、審判が過度に厳しくなく、ルールブックに厳密に従うのではなく状況に共感を示したことを称賛した。」
@ChristinaUnkelの意見は正鵠を射ている。審判は常識を働かせた。アーセナルが有利になったわけではなく、ミュンヘンの選手が近くにいなかったのにゴールキックを誰が蹴るかを間違えただけだ。特に CL 準々決勝でそれが不利になったら最悪だ。https://t.co/ITcOtDGRi7
— ジェイミー・キャラガー(@Carra23)2024年4月10日
エミレーツ・スタジアムで行われた第1戦では、アーセナルは勝利を収めることができず、アウェーチームと2対2で引き分けた。ブカヨ・サカが12分に先制点をあげたが、プレミアリーグ首位のチームはセルジュ・ニャブリと元トッテナムのハリー・ケインのゴールで同点に追いつかれた。
ミケル・アルテタ監督率いるバイエルンは76分にレアンドロ・トロサールのゴールで同点に追いついたが、試合終了の最後の1分でブカヨ・サカがバイエルンのゴールキーパー、マヌエル・ノイアーに倒されたように見え、ペナルティエリア内でさらなる論争が巻き起こった。
審判がペナルティを与えなかったにもかかわらず、VARは試合終了の笛が鳴った直後にフィールド上でのレビューを示唆しなかった。
サカは審判の判定を信じられず、アーセナルのアシスタントコーチ、アルベルト・ストゥイベンベルグは試合後、22歳のサカがフィールド上で審判と対立するのを阻止しなければならなかった。
そのため、アーセナルはチャンピオンズリーグ準決勝に進むためにはドイツのブンデスリーガチームを倒さなければならないことを十分に認識しながら、4月17日水曜日にアリアンツ・アレーナへ遠征することになる。マンチェスター・シティとレアル・マドリードの試合の勝者が次のラウンドの対戦相手となる。
同様に、ペップ・グアルディオラのチームも、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われた初戦で3-3の引き分けに終わったものの、現在は膠着状態に陥っている。
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