
『ホライゾン2:アメリカン・サーガ』への期待が高まる中、俳優ケビン・コスナーは西部劇というジャンルに関して抱いている大きな不満、つまり女性の過少描写を明らかにした。
野心的な4部作シリーズ『ホライゾン:アメリカン・サーガ』は、多様な物語と登場人物を約束しており、未亡人のフランシス・キットリッジや逃亡者のルーシー・ハーヴェイなどの女性キャラクターが目立つ。これらの強い女性の役割は、コスナーが描こうとする壮大な物語に不可欠なものである。
初回作品の批評家の評価がいまいちだったり興行成績が振るわなかったりといった困難に直面しているにもかかわらず、コスナーはこの映画サーガを前進させることに情熱を注いでいる。
ケビン・コスナー、西部劇における女性の代表を主張
2月7日、サンタバーバラ映画祭で『チャプター2』が初公開された後の質疑応答セッションで、コスナーは長年の懸念を表明し、「西部劇にもっと女性が出演していないことにいつも悩んでいた。女性がいなければ西部劇はあり得ないからだ」と述べたとバラエティ誌が報じている。
コスナーは続編の重要なシーンについてさらに詳しく述べ、「大勢の人の前で女性が利用されることはないと私たちが考えるのは、自分自身を欺いているだけだ。今、世界中で私たちの周りで起こっていることだ」と主張した。

彼は女性を登場させると物語が作りやすくなると認め、「物語を作っているとき、女性を排除することはできなかった。女性が登場するほうが楽だっただけだ」と認めた。
歴史的に、このジャンルの象徴的な映画である『続・夕陽のガンマン』や『ダンス・ウィズ・ウルブズ』は、主に男性的な物語を描いてきました。対照的に、『ホライゾン:アメリカン・サーガ』は、よりバランスのとれた視点を提供し、古い西部の複雑さを乗り越えていく男性と女性の両方の経験を織り交ぜています。
さらに、第1章のカンヌでのプレミア上映で、コスナーは女性キャストにスポットライトを当てることを選んだとピープル誌は報じている。「カンヌでは、この映画に多大な貢献をした女性たちをぜひ連れて行きたい」とコスナーは語った。
『チャプター2』の公開時期については何も発表されていないが、コスナーは自身の野心的なプロジェクトについて次のように語っている。「1988年にこれを始めたんだ。当時は完成できなかったし、誰もあまり気に入ってくれなかったから、『もういいや、あと4本書こう』と思ったんだ」
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