京東製薬の事業報告書によると、同社の昨年の年間売上高は1626億ウォンだった。これは前年の売上高1827億ウォンより200億ウォン減少したことになる。
問題は同社の営業利益で、2021年の157億ウォンから2022年には83億ウォンへと大幅に減少した。これにより同社は前年の営業損失が250億ウォンとなり、赤字に陥った。業績低下を受けて同社はリストラを実施し、従業員数は2022年の約600人から1年以内に400人にまで減少した。関係者によると、リストラは通常、危機時にのみ実施されるため、従業員全体の3分の1を削減するという決定は同社の状況の深刻さを示しているという。
京東製薬のリュ・ギソン代表取締役は、会社の危機が懸念されるにもかかわらず、昨年、前年より1億7000万ウォン多い8億2000万ウォンの年俸を受け取ったと伝えられている。一方、GCグリーンクロスやイルドン製薬など他の会社の代表取締役は、業績不振による構造調整により、年俸が減った。
1976年、柳徳熙会長が中堅製薬会社である京東製薬を設立した。2006年、柳会長の長男である柳基成代表取締役が同社に入社し、副会長に就任した。2014年に代表取締役に就任した。2021年に柳会長が退任した後、現在は柳基成代表取締役が専門経営者のキム・ギョンフン氏と共同代表取締役として同社を共同経営している。
同社は財政難に直面しているにもかかわらず、広告に多額の投資を続け、オンラインユーザーの間で懐疑的な見方を引き起こした。昨年、人気歌手IUがキョンドンの顔として契約を2年間延長したばかりだ。最も人気のあるアーティストの一人であるIUには、年間10億ウォンのモデル料が支払われたと報じられている。キョンドンはIUに加え、最近、さまざまなバラエティ番組で注目を集めている新進気鋭のYouTuber、デックスを新しいブランドアンバサダーとして迎えた。デックスの人気が高まっていることを考えると、同社がデックスの支持を確保するために相当な金額を提示したと推測される。
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