マーベル、人気スクープアカウントに対して法的措置を取る

マーベル、人気スクープアカウントに対して法的措置を取る

マーベル・スタジオは、マーベル映画に関するリークされたニュースやクリップを頻繁に共有している有名アカウントの身元を明らかにするために、インスタグラムに召喚状を要求した。

CanWeGetSomeToast というアカウントは、公式リリース前に、プロット情報、キャストの最新情報、リークされた画像や動画など、今後のマーベル プロジェクトの詳細を共有することで有名になった。最近、このアカウントは、近日公開予定の映画「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」のこれまで未公開だった映像を Instagram ストーリーで共有した。

ディズニーとマーベルがこの問題に注目していることは明らかで、現在、漏洩の責任者を捜索している。彼らによると、この人物は「4月30日前後に著作権で保護された画像を無許可で共有した」ことに責任があるという。

同社は、Instagram に対し、アカウント責任者の身元を明らかにするよう召喚状を要求した。TorrentFreakが共有した文書によると、この法的措置には、Marvel のグローバル セキュリティおよびコンテンツ保護担当副社長である Matthew Slatoff の声明が添付されている。

マーベルのインスタグラムへの召喚状のスクリーンショット

宣誓供述書に記載されているように、召喚状は、ユーザー名「@canwegetsometoast」を名乗り、近日公開予定のマーベル・スタジオの映画「キャプテン・アメリカ/すばらしい新世界」の著作権で保護された画像を適切な許可なく投稿したとされる個人または個人群を特定することを目的としている。

召喚状が認められれば、マーベルはインスタグラムからアカウント所有者の名前、住所、IPアドレス、電話番号、メールアドレス、支払い口座の詳細を入手できるようになる。本稿執筆時点では、5月7日に提出された召喚状はまだ裁判所書記官の承認を受けていない。

CanWeGetSomeToast は、インターネット上でマーベル映画に関する情報を共有する唯一の「スクープ」アカウントではないが、『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』のクリップが公開された後、この特定のアカウントが最近取り締まられたことは、マーベルにおける大きな変化を示しているのかもしれない。

今週、スタジオは再建に集中するため、公開するコンテンツの量を減らす意向を表明した。インスタグラムでの決定と合わせて、これはマーベルが今後のプロジェクトにサプライズ要素を取り戻そうと努力していることを示唆しているのかもしれない。

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