4月25日、ミン・ヒジンは背任の疑いで告訴され、告訴状が提出された。これを受けてHYBEは、 ADOR代表とミン・ヒジンが頻繁に連絡を取っていた親しい友人であるシャーマンとの会話記録を入手した。
2021年の会話の中で、シャーマンはミン・ヒジンに3年後に会社の経営権を引き継ぐよう具体的にアドバイスした。シャーマンの正確な言葉は「企業合併を口実に、ちょうど3年後にあなたが設立したレーベルを引き継ぐことになる」というものだった。興味深いことに、ミン・ヒジンが計画している経営権引き継ぎの時期は、シャーマンが述べたタイムラインと一致している。さらに、ミン・ヒジンはシャーマンにHYBEの株式を売却する適切な時期について相談した。
さらに、ミン・ヒジンはBTSの兵役義務についてシャーマンの意見を求めた。ミン・ヒジンは「BTSは兵役に就くのか?」と尋ね、シャーマンは「彼らは兵役に就くだろう」と答えた。ミン代表は「個人的には、BTSが兵役義務を果たせば私にとって有利だと考えている。その間、彼らが不在であることが私にとって有益だと思う」と述べた。
2人の不正行為は、人事異動に関する機密情報の共有や、採用応募者の個人情報の漏洩など、管理業務の取り扱いにかかわる内容だった。シャーマンはミン・ヒジン氏に電子メールを送り、パク氏という男性の求人応募書類を募集に転送した。パク氏の採用後、ミン氏は社内でのパク氏の配置についてシャーマンに助言を求めた。
また、ミン・ヒジンとシャーマンがHYBEの役員たちをターゲットにしたシャーマンの儀式に参加する場面もあった。シャーマンがミン・ヒジンの家に頭の形をした餅を送ると言ったとき、女性CEOは「それがどんな助けになるのか」と尋ねた。シャーマンは「心を清めるのに役立つ」と答えた。
また、ミン・ヒジンはHYBEの役員や練習生に対しても否定的な発言をした。HYBEのパン・シヒョク会長については、基礎的な能力が欠如しており、他人の真似ばかりしていると述べ、模倣の収益性を強調してADORという名前を選択することを検討するようアドバイスした。
記録を見ると、ミン・ヒジン氏は2017年以前からこのシャーマンの存在を知っており、頻繁に相談していたことが分かる。また、Mシャーマン事業の社内取締役として登録されているこのシャーマンは、ミン代表の個人スタジオの清掃費用をADORに請求していたことも判明した。
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