リドリー・スコット監督の壮大な歴史ドラマは、待望の続編で話題になっているが、公開前にすでに『グラディエーター3』の企画が進行中だ。
「私はすでに『グラディエーター3』のアイデアを考えています。いや、本当です! 導火線に火をつけました」とスコットはフランスの雑誌『プレミア』に明かした。
このニュースは、スコット監督のアクション満載のシリーズのファンにとっては興奮するニュースだ。彼らは、オリジナル作品から約24年後に新作を観る目前なのだ。しかし、スコット監督が『グラディエーター3』の可能性をほのめかしたことで、ファンがまだ観ていないのに『グラディエーター2』の結末に関するストーリーの詳細がうっかり明かされてしまったのかもしれない。
『グラディエーター2』の「マイケル・コルレオーネ」の人物像がルシウス(ポール・メスカル演じる)であると仮定すると、彼は続編でも生き残り、彼のキャラクターが『グラディエーター3』に引き継がれる道が開かれることになる。
これはルシウスのキャラクターにとって最も理にかなっている。特に彼は映画の宣伝の大部分でヒーローや主人公として位置づけられているからだ。そのためファンは彼がアリーナから生きて脱出するだろうと推測しており、これはオリジナル映画でのマキシマスの名誉ある死とは大きく異なる。
この憶測は注目されず、ソーシャルメディアは反応で賑わっている。Xのユーザー1人は「まだ公開もされていない映画で誰が生き残るかをネタバレするのは狂気だ」とコメントした。
「ペドロは死にそう」と別のユーザーは、ルシウスの敵役として描かれているペドロ・パスカルのキャラクター、マーカス・アカシウスに言及してコメントした。
「ペドロのキャラクターはいつも死ぬから、心の中では死ぬだろうとなんとなくわかっていた」と3人目のユーザーは付け加えた。「でも、映画の公開前に誰が生き残るかを何気なく認めているなんておかしい」
スコットがミスディレクションを仕掛けた可能性は低いが、全くあり得ないわけではない。『グラディエーター2』は2024年11月22日に劇場公開される予定なので、ファンは最終回の真実を知るために自分で見る必要があるだろう。
さらに詳しい情報を知りたい方は、『グラディエーター2』が2024年の映画界最大の悪役ジレンマを解決する可能性がある理由に関する特集をご覧ください。
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