7月11日、フリーランスのジャーナリストがBBCニュース公式サイトに「K-POPのAI実験は成果を上げるか」と題する記事を掲載した。
ジャーナリストは、ボーイズバンドSEVENTEENが他のトップK-POPアーティストとともにミュージックビデオや作詞作曲にAI技術を取り入れていると報じた。問題の声明では、ミュージックビデオにはAIが生成したシーンが使用されており、歌詞の一部もAIによって作成された可能性があると述べられており、物議を醸した。
誤解されているにもかかわらず、ウジは4月29日に行われたSEVENTEENのベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」の記者会見で、作詞作曲にAIを使う実験をしたと明かした。彼は新しい技術に抵抗するのではなく受け入れることを信じており、AIの能力をより深く理解するためにプロデュースの実践にAIを使ったことさえある。
ウジは、最近の議論ではAIの利点と、絶えず進化するテクノロジー環境の中で私たちの核となるアイデンティティをいかに守るかに焦点が当てられていると説明した。実際、彼は作曲プロセスでAIを使った実験を行ったことを明らかにしたが、SEVENTEENの曲作りにそれを使うことについては何も言及しなかった。
「BBCの記事が発表された後、ファンはウジの発言を誤って伝えたとしてジャーナリストを非難する声をすぐに上げた。反発が強まる中、ウジは7月14日に公式ソーシャルメディアアカウントへの投稿を通じて個人的にこの問題に対処し、SEVENTEENの音楽はすべてメンバー自身によって作られていることを明らかにした。」
ウジが声を上げたにもかかわらず、BBCは記事を削除しないことを決めた。記事はそのまま残すことにしたが、そこにはSEVENTEENのAIソング実験とK-POPファンからの反発についての言及が残っていた。しかし、グループの楽曲はすべて人間の作曲家によって作られているというウジのインスタグラムでの発言を認める一文が付け加えられた。しかし、メディアは混乱を引き起こしたことについて正式な謝罪をせず、更新記事を公開して誤報を訂正する措置も取らなかった。
SEVENTEENの所属事務所プレディスエンターテインメントは15日、ニューセンの取材に応えて、グループの曲の歌詞がAIで生成されたという報道は誤りだと明らかにした。また、海外メディアにも速やかに連絡し、不正確な情報の訂正を要請した。その結果、SEVENTEENのアルバムに関する根拠のない主張が含まれた文章はBBCによって削除された。
コメントを残す