トルコのサッカーファン、ピッチ侵入後にフェネルバフチェの選手らと大乱闘を引き起こす

トルコ・スーペル・リグでフェネルバフチェのチームが2対3で敗れた後、トラブゾンスポルのサポーターがピッチに乱入し、フェネルバフチェの選手たちを攻撃した。

チェルシーフォワードのミシー・バチュアイが87分にアウェーチームに決勝ゴールを決めた。 30歳の彼は試合終了のホイッスルが鳴った後、ファンと対峙することを余儀なくされた。

コーナーフラッグを振り回しながらフェネルバフチェの選手に向かって突進するファンもいた。遠征チームの大部分がトンネルを通って逃げる中、警備隊がピッチに駆け込んだ。

元QPRスターのブライト・オサイ=サミュエルは、周囲の暴力の脅威から自分とチームメイトを守りながら、ピッチの侵入者を地面に叩きつけた。

FIFA会長、トルコサッカー暴力事件を受けて措置を要求

FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏は、この醜いシーンを受けて行動を起こすよう呼び掛けた。

「トルコ・スーペル・リグのトラブゾンスポル対フェネルバフチェの試合後に目撃された暴力行為は絶対に容認できない。フィールドの内外を問わず、我々のスポーツや社会に居場所はない」と同氏はソーシャルメディアで述べた。

「以前にも言いましたが、もう一度言います。サッカーでは例外なく、世界中の多くの人々にこれほどの喜びをもたらすゲームをプレイするには、すべての選手が安全で安心していなければなりません。

「私は関係当局に対し、これがあらゆるレベルで尊重され、トラブゾンでの衝撃的な出来事の加害者が自らの行動の責任を負うことを求める。」

トルコのアリ・エリカヤ内務大臣は、ピッチ侵入を受けてファン12人が逮捕されたことを認めた。

試合後、トラブゾンスポルのアブドゥッラー・アヴツィ監督は、「我々はトルコサッカーが完全に混乱に見舞われ、緊張が常に高く、サッカーの治癒力を発揮できない時期を迎えている」と語った。

フェネルバフチェはリーグ首位のガラタサライと勝ち点2差に迫っている。一方、トラブゾンスポルは1つ遅れの3位だが、イエローカナリーズとは勝ち点30差となっている。

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