NH投資証券は7月30日、YGエンターテインメントの目標株価を5万7000ウォンから5万2000ウォンに9%引き下げたと発表した。この目標株価は、同時活動の可能性と人件費や支払いなどの経費の増加の可能性を考慮して、今年下半期から来年上半期まで予測されたものだ。NH投資証券研究員のイ・ファジョン氏によると、YG所属アーティストが同時活動するのは前例のないことだ。
YGは「2025 YG PLAN」を公開したばかりで、来年のBLACKPINKカムバックとBABYMONSTERの待望の初ワールドツアーの興奮のニュースが含まれている。さらに、2NE1の再結成とワールドツアーの計画もある。BLACKPINKは今年8月のデビュー8周年を記念して、オフラインファンサイン会も開催する。NH投資証券は、BLACKPINKがグループ活動に全力を尽くしていると自信を持って述べている。
NHの研究者は、TREASUREやBLACKPINKなどのベテランアーティストの年間アルバム販売数の推定値を修正した。彼らは、エンターテインメント業界が過渡期にあるため、既存のアーティストのファンが新しいアーティストに支持を移すという顕著な傾向があると主張している。彼らはさらに、YGエンターテインメントが新グループBABYMONSTERの成功を通じてこの傾向を活用していると指摘している。
また、新人ボーイズグループのデビュー競争が激化し、ファンダムを離れる人が増えているとし、TREASUREに対する見通しを慎重な立場に修正したと明らかにした。そのため、YGは新しいボーイズグループをデビューさせる必要がある。TREASUREが2020年にデビューしたという点も注目に値する。
アナリストのコンセンサス予想によると、YGの今年第2四半期の営業利益は、前年同期比87%減の39億ウォンと予想されている。売上高も32%減の1070億ウォンと予想されている。利益の減少は、BABYMONSTERのデビュープロモーションの継続とTREASUREのアリーナツアーに関連する初期費用に起因すると考えられる。また、昨年の複数のアーティストの契約更新による無形資産の償却増加も、会社の業績に悪影響を及ぼすと予想される。
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