ユーチューバーが孔雀を調理して食べたとして投獄されたと報道

インド人のユーチューバーが、孔雀を調理して食べる動画を公開したために投獄されたとみられる。

27万7000人以上のチャンネル登録者がいるにもかかわらず、コダム・プラナイ・クマール氏が自身のチャンネルで孔雀カレーを調理する動画をシェアするという決断は、法律違反となるという深刻な結果を招いた。

この動画は削除されたものの、野生動物の違法な消費を助長するとして、幅広い反発を招いた。クジャクはインドで大きな文化的意義を持ち、1972年に制定された同国の野生動物保護法によって保護されており、クジャクを傷つけることは違法となっている。

クマールの「孔雀のレシピ」はすぐに警察の注目を集め、警察は直ちにこのユーチューバーを拘束し、動画の捜査を開始した。

クマール容疑者が8月11日に逮捕された後、警察は彼の携帯電話からカレーに孔雀の肉が使われていたとみられる追加の映像を発見したと伝えられている。

しかし、このユーチューバーは、この料理には実際には鶏肉が含まれていて、動画編集の使用は孔雀カレーを準備しているという幻想を作り出すための単なる策略だったと主張している。

テランガナ州警察署長のアキル・マハジャン氏によると、問題の人物は野生生物保護法に基づき14日間の拘留処分を受けている。拘留を続けるか保釈するかは裁判所が決定する。この声明はAFP通信が報じた。

タイムズ・オブ・インディアによると、当局はクマール氏の自宅を捜索し、料理のサンプルを入手して、本当に孔雀の肉が含まれていたかどうか検査した。マハジャン氏は、結果が料理に孔雀が使われていたことを示した場合、クマール氏に対して適切な措置を取ると約束した。

当局は現在、クマール容疑者がどのようにしてこのクジャクを入手したのか捜査中だ。当局はまた、保護対象種の殺害を奨励することでこのユーチューバーが法律を無視していることも強調している。

1963年以来、孔雀はインドの国鳥として認められている。クマールが孔雀を殺した罪で有罪と証明されれば、懲役7年と少なくとも1万ルピー(約119米ドル相当)の罰金を科せられる可能性がある。

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